アラレちゃんの燃料切れ

則巻博士の作った人型ロボットアラレちゃんの性能について語ってみたいと思います。
性能とか機能とは言いましても、パワー、素材、AI、などその分野は多岐に及び、もし本気で語りつくそうとすれば文字通り本が一冊書けてしまうでしょう。
あ、視力もありましたね。
とりあえず今回は燃料の制御について考えてみます。
アラレちゃんはしばしば燃料切れを起こしているわけです。
実はアラレちゃんがエネルギー切れになるときの挙動が途中から変わってるんですね。
アラレちゃん初期型は燃料切れ寸前まで普段と変わらない動作をし、切れた瞬間にその場で硬直するのです。
そして、燃料切れからの復帰の際は、動作が不定であり、一般的に燃料切れ直前の動作に依存します。
対して、燃料切れの際もできるだけ安全になるように設計されているのが、キャラメルマン7号に破壊された後から使い始めたオボッチャマン型。
エネルギー残量が一定水準以下になると、脱力感・意識混濁を経て筋肉が弛緩した状態でストップしています。
特徴的なのは、エネルギー切れの自覚があることであり、復帰時には睡眠から目覚めたときとほぼ同じ状態になります。
マシリト博士のほうがこの点はしっかりしていたわけですね。
その後、アラレちゃんがバラバラに壊れたとき、千兵衛博士はアラレの構造が思い出せないからと、アラレと全く同じ構造ではないはずのオボッチャマンの体を見て、オボッチャマンと全く同じ構造のアラレちゃんを作ってしまいました。
中途半端だけどここで終わり。